


| 13:30 司会者あいさつ(松田葉子さん)による。
今、岡山県内には2万人を超える外国人が住んでいますが、これは増加傾向にあります。 私たち支援者は、今回の研修会で、異なる文化や言語の人たちと協力し合ってどのような地域社会を作って行けばいいか、 何が課題となるのか考えたいと思います。 |
| 13:35 開会あいさつ(近藤みち子さん)による。
この事業は、人権パートナーシップ推進事業として岡山県から助成金を貰って実施しています。 この研修会は、今日の第1回と2月10日の第2回にわけて開催されます。共に岡山県内に住む外国人の問題を 私たちの問題として考えて、何かできることを一つずつでもしていきたいと思います。 |
13:40 「多民族・多文化社会のまちづくり~わたしたちにできることを考える~」
![]() 講師:吉富志津代氏(多言語センターFACIL理事長)の講演です。 現在、日本の外国人登録者数は、約208万人を超えており、岡山でも2万1,000人を超えています。
この208万人のうち45万人は、曾祖父母世代から日本に住んでいる在日朝鮮・韓国人です。
彼らも3、4、5世の時代になりました。この中には日本語しか知らず、日本しか知らない人も含まれます。
もちろん、曾祖父から受け継いだ習慣的なものは残っているかもしれませんが、
日本社会しか知らない人が45万人の中には多く含まれています。これら45万人のうち、毎年、
約1万5,000人が日本国籍を取得しています。こうして見ると、日本国籍を所有している人でも、
既に、違う文化や習慣、言葉を持っている人も育っています。群馬県大泉町には、
約6,700人の日本国籍のブラジル出身者が住んでいますが、国籍を留保してる人を入れると約8,000~9,000人が居住してます。
そこの町長選挙では、投票所にポルトガル語の案内が置かれているほどです。
この事例に見られるように、日本に居住している住民が多様になったと言えます。私たちはこの点を押さえ、
「私たちの隣には色んな人が住んでいる」ということを知らなければなりません。だから「外国人って何?」との問いには、
「違う文化の背景を持った人たち」と考えていただければ良いと思います。今、圧倒的に日本の文化の動きを後押しているのは、
「ニューカマー」と呼ばれる人たちです。私たちの支援活動もその人たちへの対応が多いです。
しかし、それは対処療法に過ぎません。私たちは、根本的なところから日本社会を考えなければなりません。
現在、在留資格は27種類あります。外国人登録をしている人も、いろんな目的・背景で来日しています。
外国人といってもどこからどこまでが外国人か分からないし、様々な背景があります。 (2)神戸での支援活動~阪神大震災の体験から~考えてみて。 (3)人権意識と政策の改革へ
吉富先生の場合、「阪神大震災」という体験があったから、現在の活動の成果に結びつけられていますが、
私たちのように、震災を経験していない場合、「体験」という部分をどう考えたら良いでしょうか。
私たちの場合は、たまたま「震災」という大きな災害があったのですが、何年か経ったら、意識は元に戻りつつあります。
だから、私たちも地域の祭りを開催するなどして、小さな体験を積み重ねています。
地域の防災訓練を多言語で実施するとかが必要で、マイノリティーの人たちも呼ぶのが大事です。 そういった訓練をすることで、地域にはマイノリティーの人たちが住んで居るんだということを知る目的で 実施することが必要だと思います。 |
| 14:35 NPO法人メンターネット 岡崎博之理事長の講演です。
私は、13年前から岡山ユネスコ協会設立や、行政書士として入国管理局への仕事が多かった縁で外国人支援活動に
関わってきました。私は、4年前に、「NPO法人メンターネット・外国人サポートセンター」を設立しました。
私はこうした経験から、いつも在住外国人の立場から考えることが自然にできていると考えています。
最終的に、共生から協働へということでのロードマップとしています。在住外国人の将来のあり方について考えたいと思います。 |
| 15:10 NGOからの活動紹介
(1) 岡山多民族多文化共生をめざす会(後藤正史代表)の講演です。 (2) NPO法人岡山日本語センター(浦上典江理事長)~岡山県内の日本語学習支援について~
在留資格にある「永住者」と「定住者」の区別は何ですか?
永住者は、もともと日本に様々な資格で来られて、長く日本に住んでいることで永住者に移行されています。
他の資格は、1,2年で更新を必要としますが、永住者はそれを必要としていません。日本でどんな仕事もできます。
定住者は、インドシナ難民や日系3世の方が対象でして、日系ブラジル人の方が多いです。
定住者資格には、1,3年と更新があります。
子どもたちの問題について、学習支援の問題がありますが、それに対する取り組みを教えてください。
わからない授業を聞いている子どもたちは、授業時間が苦痛でしかありません。
自治体によってはサポーター制度を取っている所もありますが、そうでないところもあります。
私たちは、家庭教師の派遣ボランティアをして、学習支援に取り組んでいます。
また、地域の大学生とマッチングして取り組んでいます。子どもたちに意欲・自信を持たせてあげることが重要です。
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| 15:35 閉会あいさつ(岡山県国際団体協議会・橋本徹泱事務局長)より。
本日は、長時間にわたり岡山県国際団体協議会の主催による研修会にお越しいただきましてありがとうございました。 この研修会は、当協議会の中で120団体中、11団体の方々が中心になって実行されました。 この結果は、岡山県の方に報告して、在住外国人支援者の力になれるよう役立てたいと思います。 |